
こんにちは、パーソナルトレーナーの岡本颯です。
ジムに通い始めると「プロテインって飲んだ方がいいの?」「飲まないと筋肉つかない?」という声をよく聞きます。
僕自身、プロテインは毎日飲んでいますが、実は「絶対に飲むべき」とは思っていません。
この記事では、「プロテインを飲む・飲まない」の正解を一度フラットに見直しつつ、実際にどう活用しているのかをお話していきます。


※本記事にはプロモーションが含まれていますが、紹介している商品やサービスは、実際に使用・調査したうえで、本当におすすめできると判断したものだけを掲載しています。
目次
■ プロテインとは何か?その歴史と目的
「プロテイン(protein)」は、日本語で「たんぱく質」のこと。
元々はギリシャ語の「proteios=最も重要なもの」に由来し、筋肉・内臓・肌・ホルモンなどあらゆる体の材料として不可欠な栄養素です。
1960年代のボディビルブームを経て、粉末状で手軽に摂取できる「プロテインサプリ」が登場。
当初は「ガチ勢向け」の印象でしたが、近年はダイエットや健康維持を目的に、一般の人にも広く使われるようになっています。
■ なぜプロテインを飲むのか?主な目的はこの3つ
- 筋肉の修復・成長サポート
筋トレで傷ついた筋繊維は、タンパク質を材料に修復され、太く強くなっていきます。
このときに**アミノ酸(タンパク質の構成成分)**が不足していると、筋合成がスムーズに進みません。 - 栄養補助としての役割
現代人は忙しく、毎食しっかりとタンパク質を摂るのが難しいことも。
そういったときにプロテインを飲むことで、不足分を手軽にカバーできます。 - ダイエット・体組成の改善
高タンパク食は満腹感を保ちやすく、代謝も落ちにくいことが研究でも分かっています。
そのため、ダイエット中にもプロテインは有効です。
■ プロテインのメリットとデメリット
▶ ✅メリット
- 調理不要でどこでも飲める
- 吸収が早く、筋合成に役立つ(ホエイなど)
- コストパフォーマンスが高い(1食約100〜150円)
▶ ✅デメリット
- あくまで「サプリ」なので、食事の代わりにはならない
- 味が苦手な人もいる(特にナチュラル系は飲みにくい)
- 腸が弱い人は下痢やお腹の張りを感じることもある(乳糖不耐症など)
■ 僕自身のプロテイン活用法|“飲まなくてもいい”という立場の理由
僕自身はプロテインをほぼ毎日飲んでいますが、正直「飲まなきゃいけない」とは思っていません。
✅目的は、グルタミン・クレアチンの摂取がメイン
この2つを単体で飲むとかなり不味いので、プロテインに混ぜて一緒に摂っています。
✅忙しくて食事を摂れないときの補助
セッションとセッションの合間など、食事が間に合わない時に「とりあえず栄養補給」として使って います。
✅トレーニング直後にはあえて飲まない
吸収のゴールデンタイム神話は今では否定されつつあり、僕はトレーニング後30分〜1時間経ってか ら飲むようにしています。
つまり、プロテインはあくまで**「足りない分を補う栄養補助食品」**。
食事でしっかりタンパク質が摂れていれば、無理に飲む必要はありません。
■ おすすめのプロテイン:RAYSとエクスプロージョン
僕が実際に使っていておすすめできるプロテインはこの2つです。
🥇 RAYS(レイズ)プロテイン

- 味が圧倒的に美味しい(特にミックスベリー)
- グルタミン・EAA配合で疲労回復にも◎
- 価格はやや高めだが、総合的に高品質
🥈 エクスプロージョン

- コスパ最強!1kgあたり2,000円台〜
- 味も進化していて、ミルクチョコ系はかなり飲みやすい
- ガチ勢〜学生トレーニーに人気
■ まとめ:プロテインは「補助」|基本は食事で摂るべき

プロテインはたしかに便利で効果的なツールです。
でも「プロテイン=筋肉がつく魔法の粉」ではありません。
僕はあくまで食事中心で栄養を整えつつ、足りない部分をプロテインで補うというスタンスです。
プロテインを飲むかどうかは、生活スタイル・食事内容・目標に合わせて選びましょう。
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