こんにちは。パーソナルトレーナーの岡本颯です。
今回は筋トレでうつ病は治るのか？について自身の経験を元に書いていこうと思います。
この投稿が同じ病気で悩む方に役に立てばと思い、この記事を書きます。
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目次
結論
有効な手段であると思うが、筋トレで全てが解決する事はない。
こう思う理由を述べていきます。
そもそもうつ病の時に筋トレなんかしたくない
YouTubeでSNSでうつ病の人は筋トレをすれば自分の身体が変わり、自信が持てて解決する！
なんてよく言われてますが、そんな簡単な事じゃないというのが自分の感想です。
そもそも筋トレしたくないし、仮にしようと思っても、身体が言う事を聞かないのです。
怠けてるとかではなく本当に動かないんです。
ではどうやって克服したのか？
自分の場合はこうでした。
うつ病で引きこもっていた時、何となく映画を見た時に海外の俳優の演技を観て
「自分もこんな演技がしたい！」と思ったのがきっかけです。
ですが、運動もしなくて引きこもっていた為、体重は88kg。肥満体型でした。
「流石に太ってたら俳優はできないよな」と思い
変わらないとダメだ！という事でジムに通い始め、筋トレを始めました。
筋トレで体型が変わって自信が持てたのは事実ですが、
自分にとって筋トレはあくまでも手段であり、「俳優になりたい」というのが自分を動かす鍵となりました。
人によっては絵を描くことや写真を撮ることが鍵になる場合もあると思います。
運動がうつ病の改善に繋がるという研究結果もある
クリニックのサイトにはこんな事が書かれていました。
うつ病の原因として、神経伝達物質であるセロトニンの分泌不足が挙げられています。筋肉に過度な負担をかけない有酸素運動には、セロトニンの分泌を促す効果があるとされています。定期的に適度な運動を行うことでセロトニンが増え、心の安定につながり、うつ病の予防や改善が期待できる可能性があります。さらに、運動を通じて自然と空腹感が湧き、食欲が向上し、結果的に体力や筋力の向上にもつながり、より活動的になることができます。
うつ病は治らない一生付き合っていく病気
あくまでも自分の意見ですが、うつ病は完全に克服する事ができない病気だと思っています。
自分自身も当時と比べれば、いわゆる普通に仕事ができていますが、数ヶ月に一度過去に起こった全く動くことができない症状が出ることがあります。
以前の自分はその状況になった時に「自分は怠けている人間」「動けないのは自分の意思が弱いから」と克服したと思った後でも自分を責めてしまっていました。
ただ次の日も仕事に行かなければならない為、気分は最悪でも何とか仕事に行くことができていました。
自分を受け入れることで心も楽になった
そんな悩んでいたある日、本を読んだのか動画を見たのかは覚えていませんが
「自分を受け入れる事が大切」と言う事を学びました。
自分を愛すのも傷つけるのも自分次第という事です。
そこから動けない状況が来ても、「この症状も自分の一部であり、自分はこの状況を受け入れる」という事を自分に言い聞かせていたら、心が楽になりました。
人は完璧を求めがちですが、完璧でない自分を受け入れて愛することでこの病気と一緒に歩んで行けると思います。
まとめ
自分がうつ病だった時はこういう記事を見たくもありませんでした。
辛いのにも関わらずそれでも見つけてくれて、最後まで読んでいただきありがとうございます。
周りには理解されづらい辛い病気ですよね。でも大丈夫。必ず「自分で何かしてみようかな」と思うタイミングが来ます。
その時にこの記事を思い出して一歩踏み出していただければ幸いです。
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