
こんにちは。パーソナルトレーナーの岡本颯です。
今回はパワーグリップについて書いていこうと思います。
◆こんな悩み、ありませんか?
- 背中のトレーニングで握力が先に限界になる
- バーベルやダンベルを握ると手のひらが痛い・豆が潰れそう
- グローブを使っているけど効果が薄い気がする
そんな方におすすめなのが「パワーグリップ」というトレーニングギアです。

※本記事にはプロモーションが含まれていますが、紹介している商品やサービスは、実際に使用・調査したうえで、本当におすすめできると判断したものだけを掲載しています。
パワーグリップとは?
パワーグリップは、主に**背中やハムストリングなどの引く動作(プル系)**のトレーニングで使う道具です。
手のひら側にラバー製のベロ(ベルト)が付いていて、これをバーに巻きつけることで握力の消耗を補助してくれます。
パワーグリップを使うメリット
① 握力の消耗を抑えて、ターゲット筋に集中できる
懸垂・ラットプルダウン・デッドリフトなど、背中の種目では握力が先に尽きることが多いですよね。
パワーグリップを使えば、「握れないから終了」という状況を回避できます。
→ 結果として、広背筋・僧帽筋などにしっかり刺激を入れられるようになります。
② 手のひらの保護になる
バーベルやダンベルを直接握っていると、手のひらの豆が潰れて痛くなることもあります。
パワーグリップがクッションのような役割を果たし、手のダメージを軽減してくれます。
③ 最後の1レップまで粘れる
限界セットの終盤、「もう手が限界…!」となったときでも、
パワーグリップがバーを支えてくれるため、あと1〜2回粘ることができます。
この「あと1レップ」が筋肥大や筋力アップに大きな差を生むんです。
トレーニンググローブとの違いは?
比較項目 | パワーグリップ | トレーニンググローブ |
握力の補助 | ◎ しっかり補助 | △ ほとんどなし |
手のひらの保護 | ◎ 厚手で保護力あり | ○ 薄手で最低限の保護 |
使いやすさ | ○ 慣れれば簡単 | ◎ サッと着けられる |
背中トレーニング向き | ◎ 特化している | △ 向いてはいるが補助はない |
押す動作への対応 | △ 向かない(滑りやすい) | ○ プッシュ系でも使用可 |
👉 背中やハムストリングのような「引く種目」にはパワーグリップが最適。
胸・肩・腕の「押す動作」にはグローブでも十分対応できます。
【補足】パワーグリップを使うと前腕が鍛えられない?
「パワーグリップを使うと前腕が育たなくなる」という声もありますが、これは一部正解で一部誤解。
確かに、握力を使わなくなることで手首の屈筋群の負荷は軽くなります。
しかしその分、背中の筋肉をしっかり刺激できるメリットの方が大きいです。
👉 前腕をしっかり鍛えたい方は、別日にハンマーカールやリストカールなどで補強するのがベストです。
【おすすめ】人気のパワーグリップ3選
▼ 初心者〜中級者向けの定番!
GOLD’S GYM パワーグリップ プロ

▼ 手首の固定力を重視する方に
Schiek(シーク)リフティンググリップ
まとめ

背中トレーニングで「手が痛い」「握力が先にバテる」と感じている方にとって、パワーグリップは最高のサポーターです。
グローブとの違いを理解し、目的に応じて使い分けることで、トレーニング効率は大きく変わります。
「握力のせいで背中が追い込めない…」そんな悩み、今日で卒業しませんか?
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