
こんにちは、パーソナルトレーナーの岡本颯です。
今回はよく聞かれる質問 「筋トレを毎日やっても大丈夫?」 について解説します。
結論から言うと、毎日はおすすめしません。
普通の人であれば週に2〜3回で十分効果が出ますし、休養日を取ることで筋肉だけでなく心身のコンディションも整います。
休養日の考え方
休養日には以下のような大切な目的があります。
- 疲労回復
筋肉痛だけでなく、腱や靭帯といった関節組織の回復にも休養は必要です。 - 精神的疲労の回復
筋トレを「やらなきゃいけないこと」にしてしまうと燃え尽き症候群の原因に。
適度に休むことで「またやりたい!」と思える気持ちを保てます。 - 他のことに時間を使う
趣味や家族との時間を楽しむことも大切。
筋トレは人生を豊かにする手段であって、すべてを犠牲にするものではありません。
超回復の観点
トレーニングでは筋繊維に微細なダメージが生じます。
休養と栄養によって修復されると 超回復 が起き、以前より強い筋肉になります。
このサイクルを繰り返すことで成長していくため、休養日=成長日 とも言えます。
目的別の最適頻度
本気で筋肉をつけたい人
- 最低でも週1日は完全休養を取りたい。
- 分割法(部位を分けて鍛える)を取り入れれば週5〜6回のトレーニングも可能。
- アクティブレスト(ストレッチや軽い有酸素運動)を休養日に入れるのも効果的。
健康維持・シェイプアップ目的の人
- 週2〜3回で十分。
- シェイプアップ目的なら週3回を目標に。
- 筋トレに縛られて生活が疎かになるのは本末転倒。無理のない頻度で続けるのがベスト。
実体験から
私自身も「休んだから結果が出た」経験があります。
やみくもに毎日やるより、しっかり休養を入れた方がパフォーマンスが向上し、重量や回数の伸びにつながりました。

1週間休んだらデッドリフトの重量が20kg上がった話
筋トレで伸び悩んでいませんか?1週間休んだことでデッドリフトが一気に20kgアップした実体験をもとに、神経系の回復とトレーニング休養の重要性を解説します。
まとめ

- 筋トレは毎日ではなく、休養日を含めて週2〜3回 が一般的におすすめ。
- 本気で鍛えたい人でも 最低週1日は休養日 を取り、疲労管理を意識する。
- 休養は「筋肉の回復・メンタルの安定・ライフバランス」のために必須。
筋トレは人生を豊かにする手段です。無理なく、長く続けられる頻度を見つけましょう。
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